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フレンチ・レストラン2001年に新潮社から出た単行本『殿下と妃殿下のレストラン-「シェ松尾」自伝』の改題・文庫化。いくらか加筆されている。
タイトルを見て、何のことやら分からない人も多いと思う。これは渋谷の松濤にあるフレンチ・レストラン「シェ松尾」の創業者たる松尾幸造氏が書いた自伝なのである。20年以上も毎日満席を続けたという伝説の店で、皇族が訪れることでも知られた。
本書は、フランスでの修業時代の話をメインに、フランス料理、賓客、料理人の心などを語ったもの。かならずしも好感の持てる語り口ではないが、料理人としての気構えみたいなものは強烈に伝わってきて、読み応えのある一冊だった。
一流を目指す料理人なら、教わるべき点が多いはず。
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